幸せだとおもうこと
のお話でございます。
JKCに登録に当たって色々と手続きが必要なのですが、
当時の「旬」な犬舎からやってきたという事もあった
のでしょう。某審査員が自宅まで彼女を見に来られました。
ちょん!と落とします。骨格構成のしっかりした子
ならば微動だともしない着地を決めてくれます。
ウルトラCくらいかなぁ~ (^^;
はぁ~ なるほどぉ~と感心しながら品定めを眺めて
おりました。審査終了後(笑)、その方が手帳を開き
ながらこんな事をつぶやきました。
「○○が子犬を欲しいって言ってたんだよ」
そら、そら、そらぁ~ きたぞぉ~~~!(ヤバイぞぉ~)
繁殖をするつもりはありませんから
はははっ^◇^; ←笑ってごまかせ
こんな(↑)会話をあちこちで繰り返すのにうんざりして
いた頃、その日ドッグ ショウの会場でたまたま顔を会わせた
男性にしつっこく言い寄られたので(笑)
体が小さいから(繁殖向きではないので)それはしないで
くださいとブリーダーから言われているとムッとしながら
お返事をしました。
その方は何と言われたと思いますか?
「そんなの黙っていたら解らないよ」
この一言にぶち切れそうになるのをぐっと堪えますた。
堪えますた。堪えますた。堪えますた。
そんなあたちって偉い。(^△^;
米国のブリーダーのAさんは友人のブリーダーBさんに
内緒でBさんから譲って貰ったパピヨンを日本に送って
しまいました。それが解ったのは自分が毎年ルーアンに
送っていたある犬の雑誌が発端でした。
こんな時、どうするべきか二人共十分過ぎるくらいに
理解しております。触らぬ神にたたりなし
それから数年が経過して、この事が公になって驚かされ
ました。きっかけは日本から米国に輸入された犬の血統書
でした。3代前にAさんが密かに日本に送ったあの犬の名前
が記載されていたのです。
その後についての詳細を割愛させて頂きますが、Aさんと
Bさんがそれ以降友人でなくなってしまった事だけは
確かでございます。
良い犬を繁殖する為に(例えば)別のブリーダーが所有して
いる牡を交配して貰い、生まれた子犬の何頭かをお返ししたり
とこの世界の友情というものは利害関係も少なからず絡んで
いるものだと感じております。その利害関係というのが
かなりくせ者で、故に仲良く談笑する相手がいつも同じ
人物とは限らなかったりします。
自分がブリーダーであったなら、果たしてルーアンは今でも
自分の親友であったのか。ここ数年思うのです。
自分が一人のロティキ フリーク(Loteki Freak)であり
続けた事が今幸せだと思う一番の要因ではないかと。
「日本のパピヨン史」のような本を最後に纏めてみたいと
思っていた時期がありました。ここ○年、ドッグ ショウの
世界から遠く離れた銀河系に住んでいるので、今となっては
無理でございましょう。
ただ、これだけは自分に書かせて欲しいと思います。
19○○年、米国のロティキ犬舎から1頭のアメリカ
チャンピヨンが輸入されるも、オーナーが偏屈だったので
日本で子孫を残す事はなかった。
おねげ~しますだ。(^◇^;
| パピヨン | 2007-07-26 | comments:0 | TOP↑